2023年2月27日 女性雑誌の日

2月27日月曜日
女性雑誌の日

1693年のこの日、ロンドンで世界初の女性向けの週刊誌『ザ・レディス・マーキュリー』が創刊された。日本では、1884年に近藤賢三が創刊した 『女学新誌」といわれています。その後、1911(明治44 年)9月に平塚らいてうなどによる月刊誌『青』が創刊さ れました。それ以来、多数の雑誌が発刊されて現在に至っています。

女性誌の全盛期、「JJ」は1975年に「女性自身」の別冊として隔月刊誌として創刊され、1978年に月刊化。20代女性のファッションをリードする存在となり、後発の『CanCam』(小学館、1982年創刊)、『ViVi』(講談社、1983年創刊)、『Ray』(主婦の友社、1988年創刊)と共に赤文字系雑誌のトップランナーとして業界をけん引してきました。
しかし、出版界を襲うネットの波は女性誌も直撃。ファッション通販サイト『ZOZOTOWN』が若者たちの心をつかむなど、徐々にネット化が進行していきました。かつては数十万部を誇っていた『JJ』も今では最盛期の10分の1以下に激減との噂。その一方でモデルを起用した撮影が欠かせないことから制作コストは高留まり。もはや定期刊行を維持できるだけの部数が保てなくなってしまったようです。そんな「JJ」の月刊誌終了を嘆くのは、同誌を読んでいた30代超の世代がほとんど。今どきの女子大生はそもそも雑誌からファッション情報を得るという発想に乏しく、「JJ」や赤文字雑誌と言ってもピンとこないようだ。

現状は、コロナ禍の影響もあり、2021年からはファッション誌の休刊ラッシュが続いている。『JJ』『ミセス』『アンドガール』『グリッター』『Domani』『セブンティーン』『Marisol』・・・老舗雑誌も、一時代を築いた雑誌も、若者雑誌もマダム雑誌もどんどん消えていく。
直接的なきっかけはコロナ禍かもしれないが、2010年代に入ってからファッション誌の売上げは低下。比較的好調だと言われる雑誌でも10万部に届かない。最盛期は100万部近くの発行部数を誇っていた雑誌ですら近年はこの有様だ。このまま紙の雑誌はデジタルに取って代わられるのか。もう私たちは紙の雑誌を必要としていないのだろうか。

冬の恋人の日

2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの中間の日で、恋人同士の絆を深める日。「きづ(2)な(7)」の語呂合せでもある。

独立記念日 [ドミニカ共和国]

1844年のこの日、中米のドミニカ共和国が隣国のハイチから独立した。

ドミニカ共和国の概要
面積:48,442平方キロメートル(九州に高知県を合わせた広さ)
人口:約1,095万人(2021年:世銀)
首都:サントドミンゴ
民族:混血73%、ヨーロッパ系16%、アフリカ系11%
言語:スペイン語
宗教:カトリック
主要産業:観光業、農業、鉱業、繊維加工、医療製品製造、サービス業(コールセンター等)

もうひとつのドミニカ

ドミニカはふたつあります。せっかくなので紹介しておきます。
ドミニカ共和国とドミニカ国は別の国、ドミニカ国(Commonwealth of Dominica)は、1943年にコロンブスが来島し、その日が日曜日(ドミンゴ)だったので、ドミニカ島と命名されたと言われています。先住民のカリブ族が今も残るのはカリブ海で唯一ドミニカ国のみです。カリブ族はこの島を「Waitukubuli」(ワイトゥクブリ)と呼んでいます。英語の意味は”Tall is her body”。高い山が多いことから、このように呼ばれています。
面積: 750㎢(奄美大島とほぼ同じ)
人口:7.4万人(92人/㎢)
首都:ロゾー Roseau
言語:英語 (イギリスより1978年に独立)
民族:ドミニカ国 アフリカ系86.6% 混血9.1% カリブ族2.9% その他1.3%
(ドミニカ共和国 混血73% ヨーロッパ系16% アフリカ系11%)
宗教:キリスト教
主要産業:農業(バナナ、ココナッツ、柑橘類)、観光業、製造業(石鹸等)

ドミニカ国の国旗
ドミニカ共和国の国旗
ドミニカ共和国
ドミニカ国

今日がお誕生日の人

  • 1939年 - 高田賢三、デザイナー(~2020年)
    兵庫県生まれ。文化服装学院卒業後、婦人服メーカーのデザイナーなどを経て、65年に渡仏。70年、パリにブティック「ジャングル・ジャップ(現ケンゾー)」を開店し、直線裁ちのゆったりとした形や鮮やかな色柄の組み合わせによる民俗調の独創的な作品で世界的に高い評価を得た。99年にケンゾーを退社して独立し、新ブランドの設立や2004年アテネ五輪日本選手団のユニホームデザインなどを手がけた。1984年フランス芸術文化勲章、99年紫綬褒章、2016年レジオン・ドヌール章受章。20年10月4日、新型コロナウイルス感染症による合併症のためパリ近郊の病院で死去。
高田賢三氏
Wikipedia
  • 1902年 - ジョン・スタインベック、小説家(『怒りの葡萄』『エデンの東』、~ 1968年)
  • 1925年 - 豊田章一郎、トヨタ自動車名誉会長(トヨタ自動車社長豊田章男の父、~ 2023年)
  • 1932年 - エリザベス・テーラー、女優(『ジャイアンツ』『クレオパトラ』、~ 2011年)
  • 1933年 - 山川静夫、アナウンサー、歌舞伎評論家
  • 1946年 - 大楠道代、女優
  • 1952年 - グッチ裕三、タレント
  • 1956年 - 新沼謙治、歌手
  • 1961年 - 徳永英明、シンガーソングライター
  • 1969年 - 富田靖子、女優(『アイコ十六歳』『さびしんぼう』)
  • 1970年 - 室井佑月(むろい ゆづき)、作家